無料ブログはココログ

« 民主党新政権天岩戸アメノウズメの仕分け踊り | トップページ | ロボット先進国が泣く福島原発事故 »

2011年2月 1日 (火)

●日本が技術で勝ってビジネスに負ける理由

◆科学技術の促進で未来は拓けるのか?

前回、科学技術の問題について書きました。
要点は、専門家集団が信じて疑わない「科学技術」について考え直してみるチャンスだということでした。しかし、科学技術の促進なしに未来は拓けるのかという反論がありました。

この答えを出すのに、一つのヒントがあります。

それは、技術に勝るはずの日本が、このところ世界のビジネス競争で劣勢だということです。それがなぜなのかを考えることが、今後の日本の科学技術の在り方を示すことにもなるはずです。

このところ「技術で勝ってビジネスで負ける日本」といわれるようになりました。そうです。負けているのはビジネスなのです。ネックはビジネスにあるのです。

ビジネスってなんなのか?

ビジネスとは、技術、情報、人、物、資金などの資源をうまく活用することで、利益を上げるものです。このビジネスに弱点があるのに、誰も、ビジネスをなんとかしなければならないとは言わない。相変わらず、お題目のように、「技術革新で経済成長を目指す」と唱えるばかりです。
例え技術革新しても、それを活かすビジネスが遅れていたのでは、未来は拓けない道理です。

ここで、
2011.1.24国会での首相の所信表明演説に続いて、前原外務大臣が「日本の優れた技術を世界に広めて経済成長を目指したいと考えています。」と述べました。→NHK TV視聴

しかし、技術は広めただけでは、経済効果は期待できません。現に、多くの日本の技術は世界中に広がっています。しかし商売で負けているわけです。その上、世界に広がった日本の技術を吸収した諸国が、こんどは日本の強力な競争相手になってきています。

問題は、どのように技術力を活かしたら、経済成長に繋げられるのかなのです。そのための施策が問題なのです。当然、各企業はビジネス革新に懸命な努力をしています。しかし、世界各国の企業もビジネス革新に凌ぎを削っているわけです。各国政府はそうしたビジネス競争を様々に支援しています。
前原外務大臣の「日本の優れた技術を世界に広めて経済成長を目指したいと考えています。」は、しごくもっともな発言ですが、いま一つ、国としての支援を表明してもらいたかったと考えます。

« 民主党新政権天岩戸アメノウズメの仕分け踊り | トップページ | ロボット先進国が泣く福島原発事故 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事