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2009年2月

2009年2月19日 (木)

WBC原ジャパンに革新源の期待

●WBCの戦いに革新源を探そう

100年に一度という世界大不況の中、日本の政治も、経済も、社会も、すっかり行き詰まっている。もはや日本を経済大国に押し上げた改善型マネジメントでは未来を開けそうもない。いま必要なのは新しいマネジメントだ。それは現状打破のブレークスルーと、新しい価値を創造するマネジメントである。

ここにそのヒントと革新源を与えてくれそうなのが、WBC原ジャパンだ。

◆オリンピック惨敗を活かせ

金メダルが期待された、オリンピックの星野ジャパンは、惨敗だった。銅メダルさえとれなかった。

プロ野球界あげて、あれほど準備してきたのに、どうして破れたのか。

TV観戦していて、その敗因がはっきりしたことがある。それは、オリンピックの野球は、日本の野球と異質なものだったということだ。

◆精密機械型の日本

日本野球は、いわば精密機械型である。それを支えるのは、厳格なストライクゾーンである。ところが、オリンピックでは、ストライクゾーンがアバウトで、しかも内角よりに偏っていた。日本なら、外角一杯の完全なストライクが全てボールと判定されていた。だから、投手は、カウントを悪くし内角よりに投げなければならなくなった。そこを、韓国、キューバ、米国のパワーヒッターに痛打された。

ストライクゾーンの偏りは、どこのチームも同じじゃないかと言うかもしれない。しかし、日本野球は精密機械型だ。その変化に対応できなかった。日本はPDCA、つまりプラン、ドウ、チェック、アクトという改善型マネジメントで、その精密度を高めてきたのだ。

(改善型マネジメントは日本において進化し、日本を経済大国に押し上げた)

ところが、ストライクゾーンが偏ったり、アバウトだったりすると、PDCAでは対応に時間がかかる。対応できる前にオリンピックは終わってしまったのだ。

では、韓国、キューバ、米国はどうだったのか。彼等は、精密度を熟達させた野球というより、パワーヒッティングとパワーピッチングの野球だった。

だから、危険な内角よりの投球もパワーで対抗し、バッターはパワーで「打ち勝つ野球」をした。つまり、日本より変化に強かったのだ。

ところが精密機械の「守り勝つ野球」の日本は、変化にたいする対応力を発揮できなかったのだ。

それが、ライバルだった、韓国、キューバ、米国に5戦全敗という結果につながった。

◆変化に即応できるチームをつくれ

WBC日本チームは、変化に即応できる天才型の選手をそろえるべきだ。オリンピックで天才型の青木が一人気をはいていたのがそれを証明する。天才型は、KKDすなわちカン・経験・度胸で、変化に即応できるのだ。

我が国では、改善型マネジメントが重視されるあまり、とかくKKDを軽視する向きがあった。

だから日本野球もPDCAで発展してきた。しかし、これからの國際試合では、変化に即応できるKKDの力を重視することが必要だ。

昨年、奇跡の逆転優勝をした巨人軍の原監督は、臨機応変型の采配が目だった。國際試合は予期せぬハプニングの連続だ。WBCの采配での、臨機応変のハプニング即応のマネジメントに期待したい。

その戦いの中から、マネジメントのヒントと革新源を捜したい。

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