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2008年11月

2008年11月19日 (水)

いま日本型イノベーション・モデルが必要だ

●日本型イノベーション・モデルを求めて

◆かってないほど難問山積する今日、現在の延長線上には、日本の未来はない。いまの延長ではない、全く新しい未来創造のイノベーションが日本の政治にも経済にも希求される。いま、日本に求められるのは、現状突破のブレークスルーだ。

このブログは、政治と経済を、イノベーションの視点から、とことん深読みしていきます。

◆はじめに
このところの日本は暗い話題ばかりが目立つ。低迷を続ける株価、消費の停滞、地方経済の低迷、少子高齢化問題、格差拡大、年金など社会保障問題、原油価格の高騰、上昇を続ける小麦や大豆価格、など暗い話しはいくらでもある。

夜のニュース番組を見ていると、こうした暗い話題を、まるで愚痴るように報道するばかりである。キャスターは、悪循環の連鎖を語り、それを聞いている視聴者は、どんどん気分がうつになってくる。

明日が明るくなるような解決策はないものか。国会の論争を聞いていても、そこに解決の糸口すらないように思える。

世界経済も先行き見通し難である。サブプライム・ローン問題が深く影を落としている。

一方、産油や鉄鉱石などの産出国では、資源囲いこみの動きが目立つ。

エネルギー、原材料、そして食料など、その大半を海外からの輸入に依存している日本は、まさにピンチである。

エネルギー自給率は0%に近く、食料自給率40%、鉄、銅、アルミ、貴金属、レアメタルなど、主要な物資をすべて海外から輸入している。

これから日本が経済大国の地位を維持し続けるのは容易なことではない。

◆数々のイノベーションが奇跡を生んだ

もともと、無資源国の日本が、経済大国となったこと自体、奇跡的なことだったといえる。その奇跡を可能としたのは、高い技術力であった。その技術力は、数々のイノベーションが生み出してきたのである。そのイノベーションが創り出した経済効果があったからこそ、エネルギーも、主用な物資も、海外から輸入でき、栄えてこれたのだ。

◆先行き暗いのはイノベーションが滞ってきたからか?

このところ、ジャパン・バッシングなんていわれるように、グローバリズムの市場原理の中で、日本の先行きは、不安だらけだ。一握りの企業だけがグローバリズムの競争に生残っているが、国内に根付く大半の企業は青息吐息というのが現状だ。それどころか、もう虫の息だ、なんて声さえ聞こえてくる。

格差は広がるばかり。地方経済も惨憺たる状態だ。

科学技術基本法のもと、科学技術創造立国の目論見は、いったいどうしたことか。識者は、科学技術は蓄積されたが、その多くはイノベーション未達だという。多くの科学技術が社会・経済に役立っていないということか。あるいは、社会・経済に役立たない科学技術ばかりが蓄積されているというのか。

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